BtoBマーケティングコンサルティング「THREE-VIEW」を展開する株式会社ALUHAは、BtoB企業のマーケティングや営業戦略におけるデジタル活用の意識と課題について調査した。




調査結果

 

コロナ前(2019年6月17日から2020年2月1日までの期間)にデジタル活用の意識調査をしたところ、最も多かったのは「デジタル活用の有効性を調査・検討したい」が35.26%、次いで「デジタル活用に興味がある程度で何もきめていない」が32.63%となっており、デジタル活用の検討段階、もしくは興味がある程度といったBtoB企業が多かった。

 

 

コロナ後(2023年5月8日から2024年7月31日まで)に同じ質問をしたところ、1位が「メール(MAなど)でのリードナーチャリングを強化したい」で23.96%、僅差で2位だったのは「WEBサイトでのリードジェネレーションを強化したい」23.23%とWEB活用を推進していきたい企業が大きく増加した一方で、「デジタル活用をするつもりはない」も19.80%とコロナ前より増加していた。

 

 

コロナ禍以降、WEBを使ってリードジェネレーションを推進している企業はどのような課題があるか調査したところ、圧倒的に多かったのは「WEBコンテンツ作成に時間がかかる、質が悪い」で35.95%、次いで「WEBのPDCAが回せない」の23.56%という結果だった。

 

 

一方、コロナ禍以降に、メール(MA)を使ってリードナーチャリングを推進している企業の課題について尋ねたところ、最多だったのは「リードナーチャリングのPDCA」で27.06%、「効果的なメルマガが打てない」の24.31%が続いた。

 

この結果から、リードジェネレーション、リードナーチャリングどちらにしても、PDCAをうまく回せないことが課題となっている企業が多いことが明らかとなった。