株式会社メルカリは、2023年10月30日より、スマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」において、越境販売を開始した。



これにより、「メルカリShops」の出展者が販売している商品を越境EC事業者を通じて、海外利用者に販売できるようになる。




越境販売開始の背景

 

経済産業省の調査によると、2021年の世界の越境EC市場規模は7,850億USドルと推計され、2030年には7兆9,380億USドル(年平均成長率約26%)にまで伸長するなど、市場の大幅な拡大が予測されている。

また、メルカリは、中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開に力を入れており、2019年から越境販売を開始し、国内だけでなく海外の顧客を含めた循環型社会の実現を推進してきた。さらに2023年2月には、新たに越境EC事業者との連携を拡大。さらに今回海外市場における越境販売の経路拡大に向け、新たに39社の越境EC事業者と連携し、越境販売での越境EC事業者との連携が累計50社に到達した。

こうした状況を受け、今回越境販売を「メルカリShops」にも拡大し、「メルカリ」個人の顧客だけでなく、出店者でもかんたんに越境販売ができる環境を実現した。

 

 

 

今後について

 

メルカリは、本施策で越境販売の経路を拡大し、さらに様々な顧客へ「メルカリ」での購入体験を提供することを目標としている。また、今後もメルカリは、あらゆる属性の顧客ニーズへの対応に向け、利便性を追求することで、より多くのモノが循環し、誰もが新たな価値を生みだせる社会の実現を目指していくとのこと。