英国の宅配ピザ会社Domino’sは、「Domin-oh-hoo-hoo」キャンペーンの次章を発表した。「Tearing Loved Ones Apart Since 1985(1985年から愛する人たちの仲を引き裂いている)」は、英国に本社を置く戦略的クリエイティブ・エイジェンシーVCCP Londonと提携して制作された新しい30秒スポットである。このキャンペーンは、テレビのほか、BVOD(放送動画オンデマンド)、映画、ラジオ、DOOH(デジタル屋外広告)、ソーシャルメディア、デジタルメディアで、11月12日まで英国とアイルランドで展開される。フランスに本社を置くグローバルコミュニケーションエイジェンシーHavas Groupのメディアサービスを核とした広告代理店Havas Mediaが、メディアのプランニングとバイイングを担当した。
このキャンペーン・フィルムは、家族や友人同士が配達されたDomino’sピザを最初に手に入れようと争う、ユーモラスで共感できる瞬間に焦点を当てている。人々の表情を映し出すために、アクションは1秒間に90フレームのスローモーションで再生。また、Domino’sの「Domin-oh-hoo-hoo」というサウンドブランディングを進化させ、スローモーションで繰り広げられる愛する人たちの劇的な戦いのシーンに合わせて、膨らみのあるオペラ的なサウンドトラックとして再定義した。
「競合他社に先んずるためには、インパクトのあるクリエイティブに投資する必要がある」と、Domino’sのマーケティング・ディレクターHarry Dromey氏。「その鍵は、強力な消費者インサイトとブランド提案に基づいた興味深いアイデアを持つことだ。消費者テストの結果、私たちがこのアイデアを人々が楽しめる形で実現していることがわかった。これをより広い世界と共有するのを楽しみにしている」。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の10/2公開の記事を翻訳・補足したものです。