株式会社ecbeingは、最新のAI技術であるMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を活用し、強力な自然言語処理モデル「ChatGPT」を基にしたチャットボットシステムの『AIデジタルスタッフ』をリリースした。



これにより、サービス導入前に機械学習に必要な情報収集が不要かつ、人間のように自然な対話をおこなうことが可能となる。




AIデジタルスタッフの概要

 

ecbeingの開発したチャットボットシステム『AIデジタルスタッフ』は、ユーザーからの質問や問い合わせに対して高度な情報検索機能で回答を自動生成する。さらに、ChatGPTを活用しているため、より正確な自然言語処理を実現し、数多くのデータを学習することで人間のように自然な対話も可能だ。

 

 

AIデジタルの利用方法

 

『AIデジタルスタッフ』の導入されたサイトでは、AIチャットボタンが表示される。そのAIチャットボタンをクリックしメッセージの入力エリアに、ユーザーが質問したい内容を記載し送信ボタンを押すと、“文章化された回答”と“関連したページのURL”が自動で表示される。これにより、ユーザーは知りたい情報をすぐに知ることができ、サイト運営側は今まで窓口担当者が対応していた業務を『AIデジタルスタッフ』で自動対応できることで、顧客満足度向上と業務工数軽減を実現できる。

 

 

今後の取り組みについて

 

AIデジタルスタッフのリリースに伴い、ecbeingではユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ改善を図り、より使いやすく優れたAIデジタルスタッフの開発に努めていく。さらに今後は、OpenAIの強みである対話型を活用し、「質問データの分析と精度の向上」、「質問に対する回答だけでなく、複数の選択肢用意やカート投入・購入導線の提示」、「ユーザー一人ひとりにパーソナライズされたおすすめ商品の提示」といった、Eコマースだけに留まらないAIの活用を機能として提供し、ユーザーに適切な商品やコンテンツ・情報を提案できる”オンライン上の接客スタッフ”を目指していく予定とのこと。

 

 

ecbeingについて

 

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,500サイト以上の導入実績があるECのプラットフォームシステムで、国内トップシェアを誇るEビジネスの総合ソリューション。ecbeingは業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでワンストップで提供が可能。ただECを構築するだけでなく、顧客ロイヤリティをあげる「ファンマーケティング」、顧客を引き付ける魅力的なコンテンツを発信する「メディアコマース」、会員データを活用した店舗連携やアプリ等の複数の接点で最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」など、顧客のEビジネスに合わせたサービスの提供を行っている。