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更新日2018/11/04 公開日2018/06/22

SNSに1週間に1回以上動画投稿をする10代が前年の1.6倍に

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチキャンプ動画&動画広告 月次定点調査(2018年5月度)を公開。15歳~69歳の男女1,100名を対象に無料の動画コンテンツの視聴・投稿状況や、そのプラットフォームのほか、動画広告のエンゲージ状況について調査した。

調査の結果、動画コンテンツの視聴状況は年代が低いほど視聴頻度が高い傾向にあり、前年と比較して10代で動画の投稿頻度が高い人の割合が大幅に増加していた。また、ユーザーの多くがライブ動画を認知、視聴経験があるものの配信には壁があることが伺われ、同調査で動画広告のエンゲージメントが最も高いのはインターネットのWebページの左右などバナー形式で表示される動画広告であった。

 

年代が低いほど動画の視聴頻度が高い傾向に

映画などの有料コンテンツではなく、動画投稿サイトやSNS上で配信される無料の動画コンテンツの視聴状況に関して、10代~30代の人は「毎日視聴している」という人の割合が最も多く、40代は、「1週間に2~3日」(18.0%)、50代・60代は「動画コンテンツは視聴しない」が20%代で最多であった。全体では、毎日視聴している人は24.0%で最も多く、1週間に2~3日は視聴する(20.4%)が続いた。一方、「動画コンテンツは視聴しない」「動画は見かけたが能動的には視聴していない」合わせて24.2%であり、約8割の人は、動画コンテンツに触れる機会がある事が分かる。

動画コンテンツの視聴状況は、年齢が若いほど高頻度で視聴している傾向が見受けられたが、視聴時間に関しては殆どの年代で同様な傾向がみられた。

20代~60代の動画視聴時間で最も回答が多かったのは「10分~30分未満」で、全体では30.9%を占めている。一方、10代のみは120分以上という回答が最も多く、30.0%だ。

 

1週間に1回以上動画を投稿している10代は前年より1.6倍増加

週に1日以上動画コンテンツを視聴する人593人を対象に、動画コンテンツを視聴するプラットフォームに関して質問したところ、YouTube(90.2%)が圧倒的な回答数を得て、Twitter(31.2%)、Instagram(26.0%)、LINE(23.9%)が続いた。全ての年代でYouTubeと回答した人は約80%~90%であり、その他のプラットフォームに関しては、10代の視聴率が最も高いものが多いものの、Facebookに関しては、他の年代よりも最も視聴率が低かった。

では、動画コンテンツの投稿はどれくらいのユーザーにより積極的に行われているのだろう。SNSで動画コンテンツを視聴する298人を対象に動画コンテンツの投稿状況に関して質問したところ、65.4%の人は、動画コンテンツを”見るだけ”で、投稿する人はユーザーの約3割程度であった。

また、動画コンテンツを投稿する人はどれくらいの頻度で投稿しているのか質問したところ、全ての年代で「1ヵ月に1日未満」「1ヵ月に1日」投稿しているというユーザーが多く、全体では合わせて約5割以上にものぼる。

さらに、投稿頻度に関して「毎日投稿する」「週に2~3日は投稿する」「週に1日は投稿する」の合計を2017年と比較したところ、10代で週に1回以上投稿する人は約20%増加した50.0%であった。なお、20代、30代も微増している。

 

ライブ動画、46.9%のユーザーは視聴経験あり。

ライブ動画の視聴に関して、2017年6月から2018年5月までの推移をみると、30代~50代のユーザーに増加傾向がみられる。

視聴頻度に関しては、「視聴することもあるが1ヵ月に1日未満だ」(36.45%)という人が最も多く、1週間に1日以上視聴しているユーザーは約3割程度だ。また、ライブ動画の投稿に関しては配信したことがない人が全ての年代で6割~8割であり、普通の動画よりも配信するのに壁がある事が伺われる。

 

5割前後の人が「動画広告」を見かけても特に興味は持っていない

動画広告の視聴状況に関して、全年代共通して「動画広告を見かけたが視聴はしていない」という人が50%前後で一番多く、「動画広告を見かけて、自らの意思で一定時間視聴した」という人は約3割に留まった。また、幾つかのタイプごとの動画広告のエンゲージ状況を見たところ、全てのタイプで共通して、「広告を見かけても特に興味を持っていない」という回答が目立つ。

一方、ユーザーの商品購買やクリックといった行動に最も繋がった動画広告は、インターネットのWebページの左右などバナー形式で表示される動画広告であることがわかる。

 

同調査の2018年4月度の結果と比較すると、動画コンテンツの視聴状況にあまり変化はみられなかった。また、動画広告のエンゲージ状況に関しても、大きく変化はなかったものの、6つのタイプのうち4つのタイプで購買に関する行動に繋がった人が微増している。過半数の人が関心を持っていない動画広告だが、動画コンテンツ視聴後やSNSに流れる動画広告のようにスルーし易い広告エンゲージメントが他のタイプに比べ低い傾向にある事が伺われ、まずはユーザーに再生させることが動画広告の課題だろう。

 

<参考>

動画広告はテレビCMよりも不快感を持つ人が多い

 

 

 

 

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