Amazonは今年中にもフランスでAmazon Prime Nowのサービスで、食料品の販売を開始するとのこと。Casino Groupの子会社であるMonoprixと提携することで、Prime Nowの利用者は、専用のアプリやウェブサイトを通して日用雑貨や食料品を購入することができるようになる。
Amazonは今年3月始めには、フランスでのサービスを展開する意思を固めていた。だがその時には、どの日用雑貨店と提携を組むかは明らかにはなっていなかった。
Monoprixとのパートナー契約
Monoprixの最高責任者であるRégis Schultz氏は、「今回のAmazonとの提携により、オムニチャネルを導入するトップ企業として、他社と差別化されるようになる。またMonoprixはパリにおいて、最も包括的にオンラインで配達するサービスを提供する企業として、認識されるようになるだろう」と述べている。
Casino GroupeとLeclerc、そしてSystème Uはここ2ヶ月の間、Amazonと繋がっていた。しかし、結果的にはMonoprixがAmazonとのパートナー契約を勝ち取った。
Amazonはフランスにおいて着実に存在感を示してきている。フランスでは、2000年にサービスを開始し、Amazon Prime Nowは2016年から利用可能になっている。
※当記事は、欧州メディア「Ecommerce News Europe」の3/28公開の記事を翻訳・補足したものです。