カナダのマルチチャネルコマースプラットフォームの大手Shopify Inc.は2018年3月21日、写真共有アプリInstagramとの拡張統合の詳細を発表した。

企業がInstagramに投稿された製品画像にタグ付けできる“Shopping on Instagram”機能は、8カ国の新たなマーケット(英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ブラジル)のマーチャント(Shopifyユーザー)に利用可能となった。

投資家向けのShopify公式発表によると「この拡大は、Shopifyのマーチャントが世界中のInstagramユーザーに商品を販売できる可能性を秘めている」とのこと。

 

<参考>

Instagram、オーガニック投稿のショッピング機能をさらに8か国で展開

 

モバイルデバイス用の人気写真共有アプリInstagramは、ファッションやジュエリー、美容、家具、室内装飾などのカテゴリーの数十万のShopifyマーチャントが顧客基盤を有意義な方法で成長させるのに最も有効だ。今回の拡大統合によって、先に展開している米国のShopifyマーチャントの成功に続き、世界中の買い物客がInstagram上でこのユニークなショッピング機能を体験することができるようになる」(shopifyプレスリリースより)

 

マーチャントが世界中のより多くの買い物客にアプローチする手助けを目的として、Shopifyはソーシャルコマース(ソーシャルメディアとeコマースを組み合わせた販売促進活動)に投資し続けており、その結果ブランドや中小企業は、買い物客の場所を問わず商品を販売することが可能に。同社によると、5億人のデイリーアクティブユーザーを抱えるInstagramとの統合は、FacebookやBuzzFeed(ニュースサイト)、Pinterest(写真共有アプリ)、eBay (ECプラットフォーム)などのShopifyの他の販売チャネルとの統合と同様に自然なことであり、ブランドがモバイルを活用して世界中の消費者にアプローチするのに役立つと言う。

Shopifyの製品担当副社長であるSatih Kanwar氏は「世界中の買い物客は、購入までの経路を短縮したユニークな体験をさらに求めている。今後の商取引は、この進化する要求を満たし、要求以上のものを提供しなければならない。私たちは、顧客がどこにいてもマーチャントがアプローチできるようサポートするため、主要なソーシャルプラットフォームと提携し、実験を続けていく」と語る。さらに「Instagramとの協力関係の拡大は、私たちがマーチャントのビジネスの成長とグローバルな顧客へのアプローチをサポートし続けることを示している」と続けた。

 

※当記事は米国メディア「Mobile Marketing Watch」の3/22公開の記事を翻訳・補足したものです。