LINE株式会社は、LINEにおいて日本のユーザーを対象に「LINEウォレット」を2018年3月7日より開始。LINE内にある「その他」タブを全面リニューアルし、LINE Payを中心とした各種決済サービスにより構成される「ウォレット」タブが新しく開設される。

ウォレットタブを開くと、LINE Payの残高やLINEポイント、LINEコインの残高まで一目でわかり、LINE Payでの送金や支払いがスムーズに行える。さらに、公共料金や通販などの請求書支払い機能を追加したことで東京電力エナジーパートナーの電気料金請求書のバーコードをスキャンし、LINE Payで支払うことが可能となった。

また、クーポンへのアクセスも簡単となり、ウォレットタブ内で下にスクロールするだけでクーポンを確認することができる。

 

LINEは、今回追加した「LINE ウォレット」を金融サービスのゲートウェイと位置づけ、LINE Payユーザーからのお金の流通で生じる時間や手間を短縮したいとう要望に応えたものだという。同社は、今年1月には金融事業領域の更なる強化を打ち出して「LINE Financial株式会社」を設立しており金融関連サービスを提供する準備を着々と進めている。