株式会社スタートトゥデイはZOZOSUITの発送を1/31に開始した。同時に、12月に販売予定であったプライベートブランドZOZO(ゾゾ)の販売開始し、ZOZOTOWNにおいて「自分サイズ検索」を導入した。なお、ZOZOSUITの発送には最長6ヵ月程度かかることが見込まれている。

 

体型データからベーシックなアイテムをオーダーメイド方式で製造

今回販売が開始されたZOZOは、身体の寸法を瞬時に計測できる伸縮センサーを内蔵した採寸専用ボディスーツであるZOZOSUITを利用してオーダーメイド方式で製造・販売を行う新ブランドだ。あらゆる体型を考慮して商品1型あたりで数千から数万種類に及ぶサイズパターンが作成されている。また、即日~約2週間以内(アイテムによる)の納期を実現させるため、ユーザーの体系データと需要を予め分析し需要が見込まれる特定のサイズパターンについては予め一定量の在庫を抱えることで通常のオーダーメイドでは難しい早期の納品を実現するという。

 

<参考>

ZOZOTOWN、採寸用のボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布をスタート

スタートトゥデイのプライベートブランド「ZOZO」の展開を年明けに延期

 

なお、今回はの販売開始時点ではTシャツ(1,200円)とデニムパンツ(3,800円~)をが販売される。

 

ZOZOSUITからの体型データから自分に合ったサイズの商品だけを検索

ZOZOの販売開始とともに導入された自分サイズ検索は、ZOZOSUITで得られる体型データを利用したものだ。得られた体型データをZOZOTOWNアプリに保存し、カテゴリ検索で探したいアイテムのカテゴリを選択すると、検索結果の中から自分に合ったサイズの商品のみが表示される。

 

今回の新サービスである、ZOZOと自分サイズ検索は双方ともにユーザーがECでアパレルを購入するうえでのサイズに対する不安解消を目的としている。スタートトゥデイ社長の前澤氏は、ZOZOSUIT無料配布の発表時点で「体重計や体温計のように一家に一台の存在にします」とツイートしており、今後オーダーメイドの世界観を世界中に広げていくという。