ZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイは22日、ZOZOTOWNや、近日スタート予定のプライベートブランドであるZOZO等で活用する採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布(送料200円はユーザー負担)の受付をスタートした。

かねてより代表の前澤氏のTwitterなどでもコンセプトの一端が公開されていた全体像が徐々に明らかになってきた。このZOZOSUITは、スタートトゥデイがニュージーランドのソフトセンサー開発企業であるStretchSense Limited.と共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツ。トップス、ボトムスの上下を着用し、スマートフォンのBluetooth通信で接続することで人体のあらゆる箇所の寸法を瞬時に測定。測定データをZOZOTOWNアプリに保存することができるというもの。

また、スタートトゥデイはZOZOSUITをプライベートブランド「ZOZO」から展開される商品で「究極のフィット感」を実現するために活用していくとしている。

ファーストトゥデイは今回発表したZOZOSUITで、競合他社に先駆けてファッションECで永遠の課題であった「サイズの不安」を解決するための施策に打って出た。他社も着衣することで採寸を行うデバイスを開発するのか、はたまた全く違った方法を取ってくるのか、「サイズの不安」を各社がどう解決していくのかに注目したい。