ブラックフライデーで大きな売り上げを得たAmazon社。その陰で 、小売業世界最大手Walmart社はオンライン売上げNo.1の称号奪還を目指し、販売商品の値段を徐々にAmazonのそれに近づけている。

国際ニュース通信社ロイターの報道によると、WalmartのオンラインプラットフォームはAmazonでの販売価格に比べてわずか平均0.3%高で、前年の3%高より大きく縮まっているという。それどころか、Walmartのウェアラブル部門においてはAmazonと比べて前年同期では平均12.6%高だったのに対し、今年は6.4%という価格まで下げているという。スポーツとアウトドアの製品に関しても、Amazonと比べてWalmartでの昨年平均は3.5%高だったが、今年は1.3%と低い価格で提供しているとのこと。

ウォルマートは2016年、商品価格の競争力を上げる為に10億ドル以上を投資した。その結果、価格は下がり、オンラインプラットフォームでの収益は増加しているのだ。

とは言え、11月24日に発表されたGBHによる調査と傾向分析によるとAmazonがブラックフライデーでの全オンライン売上の45~50%を獲得した という。また、11/27のサイバーマンデーの売り上げも 、同社が同様の成功をおさめる事が予測されている 。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の11/27公開の記事を翻訳・補足したものです。