2016年、アメリカの小売総額は前年比50%増、EC小売の売上高は小売全体の12%を占めている。

コンサルティング会社FTI Consulting予測によると、2017年、アメリカのEC売上高は4,450億ドル(約50兆円)で、2027年には1兆ドルを超える見込み。2020年まで、EC市場の売上高は12%の年平均成長率を保ち、2020年以降の10年間、増加率は緩めになりおよそ9%になる見込みだ。

AmazonがアメリカEC市場に占める割合は2016年の34%から2027年の53%に上る見込み。そうすると、Amazonのアメリカ小売総額に占める割合は12%に達することになり、現在この値はおよそ4%であるため、今の3倍の影響力を持つこととなる。アメリカのNRF(National retail federation)によると、2016年、11~12月、ECを含む全ての非実店舗の売上総額は前年比12.6%増。2017年の11月~12月、この値は11%から15%まで増加し、1,400億ドル(約16兆円)に達する見込み。

 

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の10/18公開の記事を翻訳・補足したものです。