JD(京東)はタイ最大の小売業社Central Groupと共に、5億ドル規模のEC関連企業及びテクノロジー企業(名称未定)を設立する見込みだ。

それをきっかけとし、東南アジアへの進出を強化し、東南アジア市場においてアリババ、Amazonと対抗しようとしているものとみられる。JDのCEO劉東強によると、タイは東南アジアビジネスの中心になる見込みだ。

協議によると、投資額は半分Central Groupが出資し、残りのJD(京東)グループ及びJDインドネシアの戦略パートナーProvident Capitalから出資する。

JD(京東)は2015年から、東南アジアに進出を開始。2015年11月にはJDインドネシアを設立、ビジネスモデルは中国国内と同一のものを進めている。その後さらに、インドネシアでJaya Ekspres Transindoという物流会社を設立するなど、ここ数年で東南アジア地域での動きを活発化させていた。

今後、タイを中心にし、東南アジア地域への事業進出をさらに強化していくだろう。

 

※当記事は中国メディア「電商報」の9/15公開の記事 と「Tecent tech」の9/15公開の記事を翻訳・補足したものです。