ファーストリテイリングが、7月13日に公開した、2017年8月期第3四半期決済サマリーによると、国内ユニクロ事業において、第3四半期までの9ヵ月間の売り上げ収益は6,534億円、営業利益は926億円と増収減益になったという。特に、ECの販売は17.3%増加し、売り上げ構成比はの6.2%へ上昇した。
話題性のある商品好調で売り上げ増へ
第3四半期の3ヵ月間では、ECを含む既存店売上高は2.7%増加。この要因として、ワイヤレスブラ、イージーアンクルパンツ、感動パンツといった、話題性のある商品の販売が好調だったことに加え、ゴールデンウィーク、母の日、感謝祭といった催事のプロモーションが成功したことが挙げられている。
ECでの販売単独でみてみると、17.3%の増加で、売り上げ構成比は6.2%占め、売り上げ構成比を増加させた結果となった。
第4半期においても増収を見込んでいるものの、シーズン末の在庫処分が増え、割引率が計画を上回る見込みであることから、通期的には、予想を下回る若干の減益となる見込みだという。