カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が実施したファッションに関するアンケート調査よると、女性は全年代において約半数がECサイトで洋服の購入を行うことがわかった。

この調査は2017年5月11日(木)~5月15日(月)の間に全国の18~69歳の男女1,600名のTカード会員を対象に行ったもので、洋服をよく買う場所、購入頻度などをアンケートし、性別、年代別に比較したものだ。

「普段どこで洋服を買っていますか」という質問では、1位「ショッピングセンター・ショッピングモール」(64.1%)、2位「ECサイト」(38.8%)、3位「アウトレット」(30.6%)、4位「百貨店」(21.5%)、5位「セレクトショップ」(20.5%)と、1位のショッピングセンターを利用するという回答が過半数を占めている。

 

 

性別・年代別で特徴的なのは、男性18~29歳では「アウトレット」(37.0%)、男性50~69歳では「スーパーマーケット」、女性18~29歳では「ブランドショップ」、女性50~69歳では「百貨店」が各世代の中でも高い傾向となったことだ。性別・年代によるファッション購入に対する価値観の違いが如実に現れる結果となった。

全体で2位の「ネットショップ」については、女性におけるネットショップを利用する割合は年代による差はあまり見られず、いずれの年代においても半数近くが利用するようになっていることから、ECがいかに生活に浸透していいるかがわかる。