7月3日、ドンキホーテはWechat Payで支払いを可能とすると発表した。これによりドンキホーテは世界でWechat Payで支払うことができる100社目のフラッグシップショップとなった。ドンキホーテは渋谷、新宿などでの37店舗の免税コーナーでWechat Payを取り入れる。

2017年6月、日本でWechat Payを利用して会計する回数は今年の1月より16倍増となっている。人気観光スポットである浅草付近の北国物産店はWechat Payを導入して3ヵ月間、毎月売上が10%も増加しているという。

 

<参考>

ドン・キホーテがWeChat Pay導入、日系企業のWeChat Pay導入が加速

 

現在、Wechat Payは世界13ヵ国、13万店舗に取り入れられている。

9.3億人のユーザーを持つWechat PayはオフラインでAlipayを抜いて、最も人気のペイメント方法となっている。2016年12月まで、デイリーでの平均取引回数は6億回超、Wechat Payは現在、中国国内で100万店舗と30業界をカバーしている。

一方で、競合のAlipayも海外のペイメント会社と積極的に連携し、オフラインの市場開拓に力を入れている。インドのPaytm、タイのAscend Money、韓国のKakaoなどと戦略パートナーとなっている。

 

※当記事は中国メディア「電商報」の6/27公開の記事を翻訳・補足したものです。