Amazon.co.jp(以下、Amazon)は、「Amazon プライム」の会員コードを法人企業向けに「Amazon プライムギフトコード」として販売開始する

従来、Amazonでは商品購入に利用可能な Amazonギフト券を、企業の顧客・従業員向けのインセンティブとして販売していたが、今回の販売開始によって、Amazonプライムを1年間利用可能といったサービスを、企業がインセンティブギフトとして、顧客や従業員向けに提供するといったことが可能となる。

 

プライム会員特権をインセンティブギフトに

Amazonプライムは、3,900円の年会費もしくは400円の月会費で、ショッピングでのお急ぎ便や、お届け日時指定便の無料利用に加え、大ヒット映画やTV番組が見放題のプライム・ビデオを はじめ、100万曲以上の楽曲が聴き放題のPrime Musicといった様々な特典を利用できるプレミアムサービスだ。

また、Amazonインセンティブは従業員へのインセンティブとしてだけでなく、アンケート調査の回答率アップや、小口現金の代わりといった支払い手段として使える企業向けのサービスだ。従業員・顧客・提携先に、贈り主である自社のニーズに合わせて様々な提供方法や額面金額を選べる。従来から販売されているAmasonギフト券であれば、エンドユーザーは、有効期限の10年以内にAmazon.co.jpで自分で商品を選択できる。

インセンティブギフトとしてAmazonプライム会員の権利をギフトにするという新しい試みによって、プライム会員のサービスをより多くの人が体験できることが期待される。

 

<参考>

顧客囲い込みを着実に進めるAmazon - 各国でのサービス展開から日本のAmazonプライムのこれからを考える