5月20日は中国では“告白の日”となっており、それほど浸透はしていないものの、最近徐々に盛り上がりつつあるイベントだ。5月20日という中国語の発音が、「愛している」と似ていることから設定されたイベント。

オンラインでもそのイベントによってWechat Payでは比較的大きな金額が動いた。ユーザーの需要を満たすため、Wechatは普通紅包(ホンパオ・中国の小額のお小遣い)の金額上限を200元から520元(約9,000円)に変更した。

5月20日00:00時、Wechatの紅包はピークとなった。その後の一分間で38万個の“告白紅包”が送られた。その後の5:20、13:14(一生愛している、という中国語の発音に似ている)、17:20も告白紅包の数がピークとなった。5月20日、一日間で合計1億個の5.2元の紅包を送られた。このようにこの告白の日は520にまつわるタイミング・額面での取引が大幅に増加したようだ。

 

※当記事は中国メディア「電商報」の5/22公開の記事を翻訳・補足したものです。