Taobao頭条は中国最大のオンラインコンテンツプラットホームで、MAU(月間アクディブユーザー)は1億人以上に達している。その最新レポート「2016年都市生活消費報告」によると、2016年オンラインショッピングの主力は若者。そのうち、化粧品、アパレル、食料品などのカテゴリでは18〜24歳のユーザーが最も多い(化粧品は41%、アパレルは27%、食料品は32%で年代別でトップ)。また、化粧品カテゴリでは18歳以下のユーザーの購買力は35歳以上のより高い。そのほか、車、モバイル端末などのカテゴリでは25〜29歳の消費者の割合が多い(車は36%、モバイル端末は32%で年代別でトップ)ことがわかった。
地域別では、比較的都市化が進んでいる沿岸部の広東省、浙江省、江蘇省はよくオンラインショッピングをするが、北京、上海、広州、深圳などの大都市の購買力にまだ及ばない。南京、成都、重慶、天津など中堅都市のオンラインショッピングの勢いは急激に増えてきている。
性別については、車、モバイル端末で男性消費者の割合が多い。化粧品、食料品、赤ちゃん用品は女性消費者が多い。アパレル、家電製品では、女性消費者は男性よりやや多い。
ブランドの人気度については、中国国内ブランドは海外ブランドと同程度の人気を集めている。モバイル端末のアップル、小米、化粧品ブランドDior、Olay、家電製品ブランド楽視TV、Hair、アパレルブランドBosideng、Maniform、食料品ブランドMaotai、Mengniu Dairy(蒙牛)、車ブランドChery(奇瑞)などの人気が高かった。内陸部の大都市である成都では高級車ブランドキャデラック、マセラッティは人気リストトップ10に入った。広州、深センでは、小米の売上はアップルも超えている。
※当記事は中国メディア「電商報」の1/13公開の記事を翻訳・補足したものです。