11月の第4金曜日は米国発の習慣ではあるがBlack Friday(今年は11月25日)と言われ、小売店などで大規模なセールを実施する日となっている。この日、越境ECプラットフォーム洋码头は開始10分間の売上高は6,000万元(約9億円)を超え、前年の6倍となった。Black Friday 開始から2分後、北京のある消費者は88,999元(約145万円)のエルメスのバッグを購入した。2,750元(約5万円)のLouis Vuittonのバッグは1時間で113個も売れた。開始一時間で平均価格5,000元(約7万5千円)の高級羽毛防寒コートカナダグースが320着完売した。UGGの靴7,324足も完売、Gucciのマフラー402枚完売。平均客単価700元(約1万5千円)となった。

アクセサリーでは、スワロフスキーのブラックスワンネックレスは1時間以内で823個を売った。500元(約一万円)のDW腕時計も人気を集め618個を売った。

化粧品では、1時間で韓国のPapa recipeのフェースマスクは2,350個、Estee Lauderの化粧品セットは289個を売り、当日の商品ジャンル別の一位となった。

男性用品では、1時間で、HUGO BOSSのベルトが562個売れた。

 

「2016年中国海外通販消費報告」によると、北京、上海、武漢の購買力は高い。Black Fridayの開始1時間で、アクティブユーザー数は平日の10倍。夜間購買する人が多いのは南京と武漢だったようだ。

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の11/18公開の記事を翻訳・補足したものです。