株式会社オークファンが提供する業務自動化ソリューションのオークファンロボは、Amazonでドロップシッピングを行うEC事業者向けのRPAツール『ドロップボット』をリリースした。
これにより、ドロップシッピングにおける在庫管理・監視を効率化し、EC事業を始めたばかりの方、すでにドロップシッピングに課題を抱いている方も、安心して顧客と取引を行うことができる。
ドロップボットの概要
ドロップシッピングを行う物販事業者は、商品在庫を抱えることなく、注文商品をそのまま仕入れサイトやメーカーから顧客へ直送できる他、在庫リスクを抱える必要がないため、低リスクでECビジネスを行うことも可能だ。しかし、その一方で、「在庫管理の時間が膨大」、「アカウント凍結のリスク」というような課題があった。
そのような状況下で、新たなRPAツール『ドロップボット』は、仕入れサイトNETSEAと販売モールAmazonを繋ぎ、NETSEA側で在庫が0になったらAmazon内での在庫も0へと自動変更が行える。さらに、NETSEA側に在庫が補充された際は、Amazon内の在庫も自動反映させることで、上記の課題を解決できる。
現在『ドロップボット』は販売モールの対象がAmazonのみだが、今後は対象モールや機能の拡充も予定している。
オークファングループについて
近年における国内のBtoB卸売市場は300兆円規模と推定されており、非常に大きな市場にも関わらず、古い取引形態が残っている。また、SDGsに始まり、世界中で廃棄ロス問題が大きくクローズアップされおり、廃棄ロスは国内でも年間約22兆円規模に達するとみられている。
この課題に対して、オークファングループは再流通インフラの構築・廃棄ロスの削減に取り組んでおり、事業においては、創業来培った売買データにより、価格と販路を最適化する「aucfan.com(オークファン)」、小売・流通業向けのプラットフォーム「NETSEA(ネッシー)」「NETSEAオークション」を中小企業・個人事業主に向け展開している。
オークファングループは、BtoB卸売市場・返品物流市場のリーディングカンパニーを目指し、事業展開をしていくとのこと。