GMOインターネットグループGMOメイクショップ株式会社は、ECサイト構築SaaSの「MakeShop byGMO」において、システムを刷新する『次世代EC開発プロジェクト』の一環として、ショップ管理画面のリニューアルを実施し、2023年3月30日より、新たなUIの管理画面を提供開始した。

 

これにより、ダッシュボードやグローバルメニューなどが変更され、分かりやすく使いやすいUIを可能とする。

 

 

リニューアル実施の背景

 

昨今、コロナ禍の巣ごもり消費の影響でEC市場は急成長を遂げており、2021年の物販系分野のBtoC-EC市場規模は13兆2,865億円、前年比8.61%増と、市場の急激な拡大に伴い、ECサイト構築に関するニーズも多様化している。そこでGMOメイクショップは、市場環境の変化や多様化する顧客ニーズに柔軟かつスピーディーに対応するため、EC構築における黎明期から提供し続けてきた「MakeShop byGMO」のシステムをフルリニューアルする『次世代EC開発プロジェクト』を、2020年より始動した。2022年11月末にはインフラ基盤の移行完了により高稼働率・高可用性を実現し、さらに、今回UIをリニューアルした新たな管理画面をリリースした。

 

また、管理画面のリニューアルと同時に、サービスロゴのデザインも一新し、あわせて名称の表記も変更することでイメージを刷新する。

 

 

新管理画面について

 

『次世代EC開発プロジェクト』は、3月30日に新管理画面をリリースしたが、旧管理画面も提供を継続することで、これまで通りのショップ運営を続けながら、少しずつ新たな環境に慣れることが可能だ。新管理画面は、UIデザインを強みとする株式会社ベイジのサポ―トにより、利用中のショップのインタビューを行いながら開発を進めてきており、今回のリリースでは、ダッシュボードやグローバルメニューなどが変更され、分かりやすく見やすいUIへとリニューアルしている。さらに、ショップが利用した上で、意見を反映しながら開発するアジャイル開発の手法を採用しているため、開発中の機能もあるが、新管理画面内から旧管理画面を呼び出すことで、問題なく利用することができる。

 

 

ロゴリニューアルについて

 

管理画面のリニューアルと同時に、サービスロゴのデザインもリニューアルを実施した。頭文字の「M」をモチーフとしたシンボルは、波打つように3色のブルーを掛け合わせ、GMOメイクショップと、利用中のショップ、パートナー企業が一つとなり、共に翼を広げて羽ばたく様子をイメージし、今後の成長を表現している。また、ロゴデザインのリニューアルとあわせて、サービス名称の表記も「MakeShop byGMO」から「makeshop byGMO」へと変更し、「makeshop」の部分をすべて小文字表記にすることで、より親しみやすく、分かりやすく改善した。

 

 

次世代EC開発プロジェクトについて

 

『次世代EC開発プロジェクト』では、今回の管理画面リニューアルを皮切りにアプリケーション周りの刷新を順次進めていく。今後は、基本機能の改善や拡充を行うとともに、2023年8月をめどにアプリストアをリリースし、ショップ側が自ら必要な機能を選んでアプリを追加し機能拡張できる環境を提供する予定だ。また、アプリの開発は、開発パートナーとして参画するサードパーティーと共に行うなど、プラットフォームのオープン化を推進し、外部の技術と融合することで、“誰もがECを利用できる環境=EC普及率100%“の実現に向け取り組んでいく。

 

 

GMOメイクショップの概要

 

GMOメイクショップは、「Commerce for a better future./商取引でより良い未来に」をミッションに掲げ、プラットフォーム事業とシステムインテグレーション事業を展開している。プラットフォーム事業では、EC構築支援から、ECマーケティング支援、EC運用受託まで対応し、また、運営資金調達のための補助金・助成金の申請支援や、ECの売上を最短即日で入金する『即日売上入金サービス』提供によるキャッシュフロー改善支援など、EC領域における一気通貫の支援体制を整えている。

今後もGMOメイクショップは、広範なEC領域において、店舗が抱える様々な課題を解決できるよう、サービスの強化を図り、国内のEC市場の活性化に貢献していくとのこと。