Instagram撮影・運用代行サービス「torutte」を運営する株式会社CCCフォトライフラボは、視聴者が配信者と“対話”しながらECサイトで商品を購入できる接客特化型ライブコマース配信サービス「Live torutte」を7月30日にリリースした。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、商業施設や各種イベントの自粛など国民生活に大きな影響を及ぼしており、小売店は新しい生活様式にあわせたライフスタイル提案が求められる。CCCフォトライフラボでは、Instagram運用代行サービス「torutte」で培ったビジュアルづくりのノウハウと、CCCグループの小売のノウハウを生かし、今回、「withコロナ時代」における新しい購買体験を提供するライブコマース配信サービス「Live torutte」を開始するに至った。
現在、各社で導入が浸透し始めたライブ配信を用いた販売は、複数の視聴者に向けた”一方的な発信形式”、または事前に予約した視聴者との”一対一の対話形式”が多く見られる。このような形式でのオンライン販売は、従来の対面での接客と比べ、オンライン販売は購買率も時間効率も低く、高い販売実績につなげることが困難である。
接客特化型ライブコマース「Live torutte」は、Web会議ツール「Zoom」を使用し、各ECサイトに誘導、購入できる仕組みとなっており、オンライン販売での弱点であった「店舗のような接客感」を実現しながら、同時に複数の顧客の購買行動を促すことができる。接客を希望する視聴者が「手を挙げる」機能を使うと、その方は配信者と顔を合わせて直接言葉を交わすことが可能となる。また、こうした一対一のやり取りは、視聴者全員が共有できるが、顔は表示されない。
複数の視聴者に向けた発信形式のような臨場感を味わいながら、一対一の対話形式のように接客を受けている感覚で商品の購入を検討できることが特長である。他の人のやり取りを聞いて自身の疑問が解消されることで、質問の重複の回避に繋がる。また、直接言葉を交わすことで、従来の配信者が画面上にテキストで表示された視聴者からの質問を読んで回答するスタイルより、スムーズな応答が可能となる。
新しい生活様式に合わせて安心・安全な買い物環境が求められるなか、CCCフォトライフラボは、小売店・メーカー向けにオンライン上での接客の場を提供し、顧客ニーズを引き出しながら商品提案を行うライブコマースを通じて、企業と顧客との新たな接点を創出し、売り上げの拡大に寄与していくとのこと。
