D2CブランドのECマーケティング支援事業を行う株式会社レターズは、物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジと業務提携を行い、D2Cブランドの立ち上げを行うスタートアップ向けの特別プラン「D2Cロジマ」の提供を開始した。
「D2Cロジマ」は、D2Cブランドの立ち上げを行う起業2年以内のスタートアップ企業を対象に、ECショップの構築、マーケティング戦略立案、物流オペレーションの構築・支援・運用をワンストップで提供するスタートアップ支援に特化したD2Cの立ち上げ支援サービスである。
レターズは、新規事業やベンチャーのスタートアップのプロダクトローンチフェーズに陥りやすい慢性的なヒト、時間、資金、情報などのリソース不足をPR・マーケティングの視点で売上改善までワンストップでサポートするグロースハックパートナーである。EC事業者の健全な成長のサポートを目指し、日本初のリファラルマーケティングエンジン「Letters」の開発・運用を行なっている。
オープンロジは、荷主・倉庫会社・物流会社をネットワーク化し、個別見積もり不要・従量課金で利用可能な物流Eコマースサービスを日本で初めて提供スタートした会社である。以下の特徴から、D2C企業との相性がよく、複数のD2C企業の物流サポート実績がある。
商品1個から対応可能。固定費不要、保管料・配送料が利用した分だけの従量課金なので、毎月の販売個数が読めない、もしくは物量が少ないD2Cスタートアップ企業に最適。「梱包や資材、配送方法も自社の世界観表現のためには重要なポイント」と考えるD2C企業の業務実績が多数あり、物流面の支援が可能。クラウド型で、豊富な物流拠点のネットワークを持つことによる拡大の柔軟性。月間10万件規模の海外配送実績による、割安な海外配送スキーム- 販売システム(shopify)等とのAPI連携による物流運用の自動化。
近年、ブランドの世界観を表現するために、D2Cという形態でECをスタートするメーカーやクリエイターが増えてきている。しかしながら、D2Cビジネスを軌道に乗せるには、商品開発、マーケティング、サイト運営、物流など検討・実施しなければいけないことがたくさんあるが、とりわけ、物流面についての課題として以下のようなものがあげられる。
初期の少ない物量に対しても固定費が必要となる一般的な物流委託の費用は割高である。事業が成長した場合、倉庫スペース・人員の柔軟な確保が困難。海外にも販売をしていきたいが、自社に海外配送のノウハウがない。少人数で運営しているので、物流業務にリソースを割けない。
そこで今回、この業務提携を通じ、自社ブランドの立ち上げ、マーケティング、物流オペレーション構築で「どうしたらいいか分からない。」というD2Cスタートアップ企業の課題に、よりワンストップな支援が可能になった。今後もD2Cブランド立ち上げ時の効果的なナレッジを提供していくとしている。