API搭載POSからはじまるWEBソリューションを提供しているシーエスアーキテクト株式会社の小売業向け業務パッケージ「タロス」がオンラインファッションコマースのグラムス株式会社の画像自動切り抜き&加工ツール「ZenFotomatic」とのサービス連携を2月28日より開始した。

 

EC出品用の写真の作成業務は重要であり、負担があるもので、特に写りこんだ商品以外の部位を削除する「白抜き」と呼ばれる加工処理を省力化したいニーズが高まっている。今回の連携により、商品撮影から出品までECの工数を削減しながら、写真の品質向上を実現し、素早いEC販売が可能となる。

 

「タロス」のEC出品支援ツール「ラク撮」はEC出品向けの写真撮影と商品マスタとの紐づけをスマートデバイス上で行うことで、商品の撮影から出品までの作業軽減と時間短縮を実現したWebサービスだ。

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また、「ZenFotomatic 」はグラムス社が開発した、EC向け出品写真の作成にかかせない各種画像加工機能をブラウザ上から1クリックで全自動で完了できるWebサービスだ。主な機能として、画像切り抜き、画像白抜き、背景除去、センタリング、色彩補正、サイズ補正などがある。

 

今回の連携で、「ラク撮」で撮影した写真を、瞬時(最短1分)に「ZenFotomatic」へ送信し、「ZenFotomatic」で写真の選定、削除、画像加工指示を行い、加工が完了した写真は「タロス」のPOSシステムで自動的に管理され、各種ECへ出品処理が行える。talos_x_zenfotomatic_flow-3

 

「タロス」で一括管理する日本有数のECモール・越境ECにも同時に利用できるため、綺麗な写真で複数のECへ一括出品が可能だ。このような併売が可能になることで、EC事業者としては実店舗・国内EC・海外ECといった商品の販路拡大も容易になるだろう。