GMOメイクショップは5月1日、フルカスタマイズ可能なEC構築システム(Ax/EC)を中核として、顧客管理(Ax/CRM)・コンテンツ管理(Ax/CMS)・ビジネスインテリジェンス(Ax/BI)機能を備え、各機能を連携させるマーケティングオートメーション(Ax/MA)のシステムまで提供する統合コマースソリューション「Axコマース byGMO」をリリースする。

ASPサービスの強みである機能のアップデート性で常に最新の状態を保ちつつつ、これまで対応しにくかったEC事業者毎の個別のフルカスタマイズにも対応できるようになった。

加えて、今までMakeShopで多くのEC事業者に導入してきたことで得られたノウハウを利用してブランディングや集客代行を始めとして越境ECまで全6項目でEC事業者をサポートする。

 

Axコマース提供開始の背景としては、アパレルをはじめ物販系の産業業界においてはECモールから撤退する事例が続いており、反対に実店舗と自社ECサイトとの連携によるオムニチャネル対応やブランド価値の向上などを目的とした自社ECサイト運営へのニーズが高まっている。

そのような中でMakeShopはASPサービスとしてEC事業者全体のニーズに応じたサービスのアップデートを日々行ってきた。その一方でEC事業者毎にカスタマイズすることが難しく個別のニーズに答えられないという課題があった。そこで、EC事業者毎のニーズにとことん応えるため、フルカスタマイズ可能且つASPの強みであるアップデート性を兼ね備えた新たなECシステムとして誕生したのがAxコマースだ。

Axコマースでは、複数ブランドを展開して、自社ECモールを1システムで運用することが可能なので、アパレル・化粧品業界に特にフィットするソリューションとなっている。また実店舗やECサイトを含む多店舗の顧客情報(属性・購入履歴など)と、まだ納品されていない予定在庫も含め全体の在庫を一元管理できるため、オムニチャネル対応も行えるなど、多様なご要望に対応することが可能だ。

(Axコマースの詳しい機能説明はこちらを参照)

 

今回Axコマースをリリースすることで、より高い売上レンジのEC事業者が導入を検討するシステムの選択肢に加わることになり、GMOメイクショップ1社で広範囲の売上レンジをカバーできるようになった。

加えてMakeShopを利用中のEC事業者の売上が拡大したあとにも、同じ企業のシステムを引き続き利用することができるため安心感がある。