株式会社ecbeingは2017年度において国内ECサイト構築ソリューション市場占有率において10年連続シェアNo.1を獲得。商材カテゴリ別にみると食料品・飲料では61.0%のシェアを記録し、アパレル、健康・美容関連品、サービス販売においても40~50%をecbeingが占めた。

 

ECサイト構築ソリューション市場は155億円

2017年度のECサイト構築ソリューション市場は155億円となり、2018年は10%増加の推移が予想されている。特に自動アップデート機能を有するクラウド型(SaaS)は12%の増加予測がされている。

また、ECサイト構築ソリューション市場では、去年に引き続きアパレルの割合が最も多い。海外向けの越境ECを視野に入れたシステム構築や、実店舗との連携を中心としたオムニチャネルなど、多角的に展開をする企業が多くみられ、EC事業への投資額が増加しているのだ。

 

オムニチャネルを推進、高い拡張性をもつecbeing

ecbeingでは引き続きオムニチャネルを推進しており、実店舗との連携による顧客統合・在庫の一元化・スマホアプリ開発・Instagramの写真を自社サイトに活用することができるvisumo(ビシュモ)のリリースなど、オムニチャネル化を行う事業者支援を多数行っている。また、ecbeingを基盤に低価格化を実現したクラウド型ECプラットフォームmercart(メルカート)をリリースしている。

 

2017年度は、クレジットカード情報の漏えいなど、セキュリティ事故が多発した背景から、オープンソース系のECシステムからのリニューアルとして採用され、導入社数を増加させたecbeing。今後も高水準のセキュリティを提供し、消費者側・事業者側の双方が安心・安全に利用できるよう、セキュリティファーストを掲げていく。