リサーチサービスを行う株式会社マクロミル通販の利用実態調査を実施、7月19日に公開した。全国の男女20~69歳で通販を月1回以上利用する、マクロミルのモニター会員1,000人を対象に、2017年7月12日に行われた調査だ。通販で買い物をする頻度は月に2,3回程度、ECサイト、インターネットサイトを利用した主な理由は、品揃えの豊富さや価格の安さなどという結果が得られた。

 

EC利用回数は月に2~3回が最多

ECサイト/インターネット通販サイトの他5つの通販チャンネルにおいて、どのくらいの頻度で買い物をするかという質問の回答結果から、ECの利用頻度は月に2~3回程度が41.3%と最多であり、次いで月に1回程度という回答が36.0%という結果であった。

 

価格の安さがECで買い物する一番の理由

ECサイト/インターネット通販サイトを利用した理由に関する質問に対して、複数回答での質問では、品揃えの豊富さ(64.9%)、価格が安い(64.8%)、いつでも買い物ができる(48.7%)という回答が多かった。

 

一方で、一番の理由を問う質問に対する回答は、価格が安い(28.0%)、いつでも買い物ができる(13.7%)、品揃えが豊富(11.5%)と、価格の安さがECで買い物をする1番の理由として最も多く挙げられた。

 

購買意欲をそそるEC特売イベント

普段利用しないECサイトで特売イベントが行われていることを知ったとき、そのサイトで買い物をしようと思うか、という質問に対して、買い物をしてみようと思うと答えた人は73.3%で、買い物してみようとは思わないと答えた人は26.7%であった。

また、買い物をしたいと思わないと答えた人を対象にその理由を質問したところ、普段から使い慣れた通販で買い物をしたいからという回答が最も多い。

ECサイトを利用する理由に関する質問への回答から、最も重視されるのが価格の安さであることや、7割以上のユーザーがEC特売イベントに惹かれるということを考慮すると、ECサイトのメリットとして価格が安いという印象を多くのユーザーにもたれていることも頷ける。