Facebook社は、ヘッドセットを装着したユーザーが“360°写真”や動画を閲覧できるという初の専用VRアプリを発表した。

この「Facebook360」というアプリは、現状では360°フォトやビデオの閲覧に特化。今のところソーシャルネットワークの上の画像や動画全てには対応していない。

 

アプリでは、VR向けゴーグル型デバイスの開発・製造・販売を行う米Oculus社のテクノロジーを駆使したSamsung Gear VRで利用でき、閲覧する写真や動画の詳細情報を確認したり、データを保存、共有したりすることも可能。その写真や動画に対してリアクションすることも出来る。

 

「Facebook上には2,500万以上の360°写真と100万以上の360°動画が投稿されており、その中から素晴らしいコンテンツを見つけることができるだろう」と話すFacebook社。「このアプリは、今まで見逃していたようなフォローする友人たちの写真や動画を見つけて楽しむことができる総合アプリだ」。

 

現段階のFacebook360では、フォローする友達の360°写真や動画の観覧、データ保存や、個人的な360°写真や動画をタイムライン上に乗せるという程度の機能に留まるが、Facebookは今後新しい機能を追加していくと約束している。

 

 

※当記事は米国メディア「Mobile Marketing Magazine」の3/9公開の記事を翻訳・補足したものです。