中国の2億人の中流消費者は海外へ旅行するのを好んでいる。2016年Hotels.comの調査によると、中国人の海外への旅行先について、最も人気があったのは日本だった。日本政府観光局のデータによると、2015年にはおよそ500万人の中国人観光客が日本へ旅行、2014年の240万人のおよそ2倍となっている。一人当たり平均28.4万円を消費した。eMarketerデータによると、2016年日本から中国への越境B2C製品の売上は1.08兆円に達すると予測されている。

 

2019年は約2.2倍増、2.34万億円と予測。このため、日本の小売事業者は中国市場を狙って、すでに動いている。日本の大手化粧品ブランド資生堂は2017年1月から、リアル店舗展開を強化し10の店舗を開く予定としている。アマゾン日本も2016年6月から、中国版ウェブサイトを提供しはじめている。

 

<参考>

【中国】中国人観光客の爆買いの勢いが収まった後に日本の小売業界が対応するべきこと

【中国】資生堂は来年中国でのオンラインとオフライン販売を同時強化

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の1/13公開の記事を翻訳・補足したものです