ASO支援ツール「ASO Insight」がASO施策の実施状況や、アプリストアの設定内容から客観的な評価指標を自動算出し、各要素区分別の改善余地の可視化と改善施策を自動提案する新機能「ASOスコア」をリリースした。

 

これにより、ASO対策における改善余地が可視化されるだけでなく、アドバイスに沿って影響度が高い順に対策を講じることで、専門的なノウハウがなくとも、最小限のリソースでダウンロード率・数の向上に繋げることが可能となる。

 

 

 ASOにおけるアプリ事業者の課題から、今回のリリースに至るまで

 

 

最初に、ASOとは、アプリストアのアプリ詳細ページの内容を最適化させることで、検索順位を上位に表示させ、アプリ詳細ページへの流入数を増やしたり、DL率・数を向上させるために講じる施策のこと。現在、IDFA取得のオプトイン化に伴い、この影響を受けない集客施策としてASOの重要性が増加している。

 

しかし、効果的なASO対策を行うためには、アプリストア内に入れるキーワード関連の知識や検索ロジックの知識、コピーライティングスキルなどの様々な専門的ノウハウが必要となってくる。さらに、Repro株式会社が2021年12月に実施したアンケート調査では、ASO対策にあたる課題としてノウハウの不足に加え、対策するためのリソースが不足していると分かった。

 

そのような状況下で、今回提供される「ASOスコア」は、施策の実施状況やアプリストアの設定内容から客観的なASO施策の評価指標と総合的な改善余地の大きさを示し、さらに、各要素別の改善余地の大きさと改善アドバイスを表示する機能がついている。加えて、競合アプリとの対策状況も比較可能だ。

 

 

「ASOスコア」機能詳細

 

キーワードやクリエイティブ、レビュー・評価など、要素区分別で改善余地の大きさや、グラフでスコアの推移が確認できる。

 

競合アプリを設定することで各要素における対策状況が確認でき、また、「競合比較詳細」では、タイトル・スクリーンショットをはじめ各要素を視覚的に比較することが可能。

 

対策が必要な箇所と対策によるインパクト、推奨される対策内容が表示される。

 

 

ASO Insightとは

 

2020年11月に正式提供を開始した「ASO Insight」は、ASOの知見が少ないマーケティング担当者でも専門家が行うようなASO対策をすぐに講じることが可能な、ASO支援ツール。「ASO Insight」では、ASO施策の実施と効果測定の簡易化・自動化を焦点に機能を提供している。

 

 

Reproについて

 

Reproは企業と顧客のつながりや関係性を強化するエンゲージメントマーケティングが実行可能なCEプラットフォーム「Repro」を提供している。また、企業が保有するあらゆるデータを活用し、顧客一人ひとりに最適なタイミング、内容、チャネルでのコミュニケーションも可能だ。