総務省統計局は当局が世帯ごとのインターネットを利用した購入状況などを対象とした5月分の家計消費状況調査を7月7日に公開。インターネットを通じて注文した世帯は6,088世帯で、集計世帯全体の3割の世帯がインターネットを通じて注文しているという結果が出た。

 

ネットショップ利用世帯は依然として増加傾向に

2017年5月のネットショップ利用世帯数は全体の33.6%で前年の同月と比べて5.9%増加しているという。
※ネットショップ利用世帯数は家計消費状況調査から算出

 

2016年3月に出された調査のまとめから年々ネットショッピングの利用世帯数の割合は増加傾向にあるものの、2017年における割合の増加は特に顕著である。

 

また、ネットショッピングにおける支出額において前年度に対して大きく変化した品目として、旅行関係費、保健・医療は30%以上の伸びを見せており、それ以外にも衣類・履物・食料が10%を超える伸びとなっている。

 

既に一段落した感じもあるオンライン活用だが、利用するサービスやカテゴリにも広がりを見せており、まだまだ浸透は進んでいきそうな気配である。