ECサイト・ネットショップでお客様に商品を購入してもらう際に必ず発生する決済。銀行振込だけであれば特に何も対応は必要ないのだが、近年ありとあらゆる決済手段が出現してきており、消費者もそれぞれの状況に応じてそれらを使い分けるようになってきている。しかしECサイト事業者は次々に登場する決済手段に個別に契約・システム対応などを行っていくことは現実的ではない。そこで、それらの決済手段を代行的に取り纏めてサービスを提供してくれる決済代行サービスがEC事業者向けには提供されている。決済代行サービスも通常のものだけでなく、後払いや、BtoB向け、海外向けなどのジャンルのものも増えてきている。また、Amazonに代表されるID決済も近年脚光を浴びている。

決済サービスはそれほど大きな技術革新がある領域ではないが、ユーザーの利便性に応じて進化してきている。また、近年は決済手数料を0円とするようなサービスもいくつか登場してきている。

これだけ多くの決済サービスが提供されているが、EC事業者からすると使用しているECサイトのプラットフォームの制約によって利用できるサービスは限られる。もっというと使用しているECサイトのプラットフォームが提携している決済代行・ID決済サービスに限定される。EC事業者が直接新たな決済サービスと契約してサービスを利用するケースはほとんどないため、決済代行各社の存在感は非常に高いものとなっている。

 

それでは現在日本国内の市場に提供されている46のECサイト向けの決済サービスを見ていこう。

 

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