Amazonは、AIを搭載した新しいショッピング・アシスタント「Rufus」を発表した。
eコマース大手Amazonによると、この動きは同社のプラットフォームとWebデータから回答を生成することで、顧客がより良い買い物の意思決定を行うのに役立つという。
このAIチャットボットRufusは、Amazonのモバイルアプリで一部の顧客にベータ版として提供され、今後数週間で、さらに多くの米国の顧客に展開される。
Amazonの検索・会話型ショッピング担当副社長Rajiv Mehta氏と店舗基盤AI担当の副社長兼特別サイエンティストTrishul Chilimb氏は、ブログで次のように述べている。「Rufusを使用することで、顧客はAmazonの品揃えを知り尽くし、Web全体からの情報をまとめて提供し、より多くの情報に基づいた購入決定をサポートできる生成AI搭載の専門家と一緒に買い物できるようになる」。
「Rufusは、AmazonとWeb全体からの関連情報を使用して回答を生成し、顧客がより良い情報に基づいた買い物の意思決定を行えるよう支援する。ただ、生成AIはまだ初期段階にあり、テクノロジーが常に正確に答えを導き出すとは限らない」。
「私たちは、この先、Rufusをより役立つものにし続けるべく、AIモデルを改良し続け、回答をカスタマイズしていく」と彼らは締めくくった。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の2/2公開の記事を翻訳・補足したものです。