BEENOS株式会社の連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee」を運営するtenso株式会社は、アメリカ向けに新配送サービス「Buyee Economy Air」を提供開始した。
これにより、アメリカの利用者は従来の配送方法よりも軽量帯がお得でリードタイムも短い配送手段を選択できるようになる。
提供開始の背景
新型コロナウイルスの感染拡大や世界情勢の影響により、航空便の受付の一時停止、物流制限など、国際配送は不安定な状況から一転、現在では安定して配送できるようになり、越境ECの需要もさらに伸長している。そこで、顧客によりお得な料金でサービスを提供するため、Buyee独自の物流サービスとして「Buyee Economy Air」の導入を開始するに至った。
「Buyee Economy Air」の概要
「Buyee Economy Air」は、航空便のエコノミー便にあたる、軽量帯がお得になり、例えば、これまでの航空便の代替手段であった船便と比較して、0.4㎏以下の荷物が最大で55%、平均33%以上安い国際配送料を実現した。他にも、船便よりも商品が届くまでのリードタイムが15~17日ほどと、船便の1~3か月と比較して半分以下となった。また、今回の新サービスでは実重量により国際配送料金が決まるため、特に軽くて大きな商品ほどお得になり、トレーディングカードやフィギュア、衣類やぬいぐるみなどがこれに該当する。
「Buyee」について
Buyeeは、日本企業の越境ECをサポートするサービスで、海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、サービス利用料も0円から対応可能となっている。Buyeeを導入することで、一括で世界118ヶ国/地域に販売できる他、「Buyee Connect」を活用することで、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することができ、より手軽に越境ECがスタート可能となった。
BEENOSグループについて
BEENOSグループは越境ECのリーディングカンパニーとして、2008年に海外転送サービス「転送コム」事業を開始し、テクノロジーの力で日本から海外、海外から日本を双方向に結ぶグローバルプラットフォーム構築を掲げ、あらゆる人・企業とグローバル市場を繋ぎ、新しい常識や可能性の提供を目指している。今回の新配送サービス導入により、越境ECにおいて成長性の高い市場であるアメリカでのシェアを拡大し、国内企業の海外販売に貢献できるよう努めていくとのこと。