世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopifyは、越境ECにより事業拡大を目指す事業者に向け、世界150カ国以上の言語を自動翻訳する新たなアプリケーション「Shopify Translate & Adapt」を、2022年9月14日に日本で提供を開始する。

 

今回提供を開始する「Shopify Translate & Adapt」と、Shopifyの越境管理ソリューション「Shopify Markets」を連携させることにより、海外に向けた商品販売を誰でも簡単に始めることが可能になる。

 

 

「Shopify Markets」と「Shopify Translate & Adapt」

 

Shopifyの越境管理ソリューション「Shopify Markets」は、1つのShopifyストアからシームレスに各国の市場向けにローカライズされたストアを作成。さらに自動で購入者の国の通貨に換算、関税や輸入税の計算するなど、越境ECに必要なツールを一元管理できるソリューションとして、昨年9月にリリースした。この「Shopify Markets」に加え、翻訳機能に強みのある本アプリ「Shopify Translate & Adapt」を提供することで、越境ECで事業拡大を目指す事業者を強力にサポートできる。

 

 

「Shopify Translate & Adapt」の特徴

 

事業者は、機械翻訳と人力翻訳を組み合わせて、翻訳されたコンテンツを改良することで、様々な言語の利用者にアプローチすることが可能。また、 各マーケットに合わせたカスタムコンテンツを提供することもでき、例えば、「米国英語から英国英語への切り替えの際、「pants」を「trousers」に置き換えるなど、方言や言語を細かく変更できる」、「商品説明の行を追加したり削除したりすることで、個々の商品が他国でどのように使用され、参照されるかを、より適切に反映させられる」などがある。

 

Shopifyのコメント

 

Shopify日本カントリー・マネージャー 太原真氏は、「パンデミック下におけるオンラインショッピングの普及により、日本の事業者はこれまで以上に多くの国や海外のお客様と商取引をするようになりました。eコマースでの競争が激化する中、グローバルにビジネスを展開する事業者にとって、より各地域の顧客に寄り添うサービスを提供することは死活問題となっています。こうした中で、越境ECをサポートするShopifyならではのソリューション「Shopify Markets」及び、今回提供開始するアプリ「Shopify Translate & Adapt」を展開することで、日本の事業者が海外市場で各エリアに合わせた適切な言語でストアを作ることを容易にし、それによってお客様が自国の言葉で快適に楽しく商品を購入できる体験を提供してまいります。」と述べた。