B2BのECプラットフォーム敦煌網の「“一帯一路”(シルクロード)越境輸出B2B発展報告」によると、中国から越境しシルクロード沿線の64ヵ国へのB2B輸出市場規模は爆発的に成長し、世界への輸出の12.5%を占めるまでに至っている。B2B輸出は輸出全体に占める割合は2013年の2.6%から2016年の8.9%まで3倍増となっている。
2016年シルクロード沿線64ヵ国への輸出商品の種類についてはVRメガネ、キッチン用品、AV機器などの商品の売上が急増した。また、モバイル関連商品は最も人気のある商品である。
取引規模については、ロシアが一位。増加率で見るとブータン、キルギスタン、カタールがトップ3となっている。
また、全体的に東ヨーロッパとの取引が多く、沿線64ヵ国の72%を占めている。その理由の一つは東ヨーロッパのインフラが健全だからだ。2つ目の理由はロシア、ウクライナとの貿易が東ヨーロッパとの貿易にも良い影響を与えているからだとされている。
※当記事は中国メディア「電商報」の9/12公開の記事を翻訳・補足したものです。