7月28日、TmallTaobaoオーストラリアに進出した。これによりオーストラリアにいる中国人(華人)はTaobaoのアプリを通じて、ショッピングをすることが可能になった。

オーストラリアの華人もTaobaoへの認知度は極めて高い。しかし、物流や税関のルールによって、利用が制限されていた。

オーストラリアに進出したことにより、物流の改善を行い、消費者体験を高めることが可能になったという。Tmall・Taobaoは現在、シドニー、メエルボルン、アデレードなど華人が多く集まる都市において、41箇所の荷物ピックアップスポット(荷物がこのスポットに届くと、顧客は自分で荷物をピックアップしに行く)を設置した。これらのスポットは消費者にとって非常に便利な場所である免税店、ガソリンスタンドなどにある。

オーストラリアに進出したこの動きはアリババの「Tmall海外進出計画」の一環である。今後、Taobaoのサービスを世界104ヵ国・地域に散らばっているおよそ一億人の海外華人に提供できることを目指している。

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の7/28公開の記事を翻訳・補足したものです。