日本発の越境ECアプリ豌豆公主(ワンドゥ)は3月7日にコスメ専門のオンラインインフルエンサー(KOL/網紅)と連携し、動画プラットフォームBilibili(ニコニコ動画そっくりの動画プラットフォーム)に宣伝のための動画コンテンツの提供を開始した。Bilibili上のコスメKOLは豌豆公主のアプリを通じて、化粧品を購入し、受け取った後に、商品の開封から生放送を行い、他のブランド商品と比較・コメント、使用後の感想などを放送することによって、商品の知名度を高める。
現在、Bilibiliで“豌豆公主”というキーワードを入れ、表示される動画一覧のうち、最高再生回数は8.6万回を超え、弾幕数(ニコ動のような動画画面上で流れるコメント)は1,000以上となっている。
Bilibil上の動画はエンターテイメント系が多いため、動画の内容はバラエティーに富んだものが多かった。また、アニメなどのオタク要素の強いコンテンツも多いため、日本文化に愛着のあるユーザーが多くいたことも連携のポイントとなっただろう。
豌豆公主プラットフォームは現在、日本商品1,500種類以上を取り揃えているだけではなく、中国のユーザーの好みに合わせ動画やコンテンツも提供している。今後、中国消費者からさらなる人気と知名度を得られるだろう。
※当記事は中国メディア「Ebrun」の3/7公開の記事を翻訳・補足したものです。