LINEヤフー株式会社は、2023年下期のインターネット利用環境に関する調査を実施した。
調査結果
アクティブなネット利用者の実態について調査したところ、日常的なインターネットの利用環境は、15~79歳全体で「スマホのみ」での利用が54%と約半数で最も多く、スマホ+PCも合わせると91%と大多数の人が回答していた。一方で、「PC(スマホ+PCを含む)」での利用者は38%とスマホに比べて少数だった他、PCのみの利用者はたった1%に留まった。
アクティブな利用者の推移について調べたところ、直近3年間のインターネット利用者において、全体では「スマホのみ」インターネット利用者が増加傾向にあり、2021年4月と比較すると、2023年10月は8pt上昇の54%という結果だった。さらに男女別でみていくと、2021年4月の調査と比較した結果、男性は2023年10月に41%となり9pt上昇。一方女性は59%から66%と、7pt上昇しており全体の結果と同じく、いずれも「スマホのみ」でのインターネット利用者が増加傾向にあった。
アクティブな利用者の推移を年代別でみていくと、2023年10月の調査結果において、10〜50代の「スマホ」の利用者は、95%以上の高水準となっていた。また、60代以上のシニア層においては、「スマホ」でのインターネット利用者の増加傾向が顕著で、2023年10月の調査では、60代が2021年から14pt上昇し86%、70代は2021年から約2倍の65%の利用率となった。
LINEヤフーでは、今後もスマートフォン等でのインターネット利用に関わる調査を定期的に実施していくとのこと。