Amazonは6月21日より、商品を注文後最短1時間で配達するAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」の対象エリアを拡大し、東京都武蔵野市や三鷹市などでサービスの提供を開始した。
また、東京、神奈川および千葉エリアではフルーツやサラダといった食料品などの品揃えを拡充し、「Prime Now」サービスのさらなる充実を図っている。
Prime Nowは短時間の宅配システム
「Prime Now」はAmazonプライム会員向けのサービスで、対象エリアからの注文を1時間以内に配達する「1時間以内配送」と、2時間単位の配達時間を指定できる「2時間便」からなる配送システムである。1回あたり2,500円(税込)以上の購入で利用することができ、「1時間以内配送」は890円(税込)、「2時間便」は無料となっている。
Prime Nowの配送エリアが拡大
2015年11月の日本でのサービス開始以降、「Prime Now」は対象エリアを拡大し続けている。今回新たに加わったエリアは、武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、府中市、稲城市の10市。
現在は東京都内の23区全区、武蔵野エリアに加え、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県の一部エリアで「Prime Now」の利用が可能である。
品揃えも大幅に強化
配送対象エリアの拡大に加えて、「Prime Now」は商品のラインアップも大幅に拡充した。東京、神奈川および千葉エリアでは、フルーツ、サラダといった生鮮食品や総菜を中心とした食料品の品揃えを強化した。
Amazonは「Prime Now」の配送対象地域の拡大と品揃えの増加を継続して行ってきた。今回の対象エリア拡大に伴い、「Prime Now」を初めて使用したユーザーに2,000円分のクーポンをプレゼントするキャンペーンを実施しており、さらなる顧客の増加を図っている。