新たに明らかになったデータでは、ChatGPTがパブリッシャーにほとんどトラフィックをもたらしていないことが暴かれている。結論:表示されることとクリックの間には大きな乖離がある。


リークされたファイルにより、OpenAIが追跡しているユーザーのインタラクションが明らかになった。これには、ChatGPTがパブリッシャーのリンクをどれくらい表示しているか、そして実際にはほとんどのユーザーはそのリンクをクリックしていない実態も含まれている。


数字で見る

ChatGPTはリンクを表示するが、クリックするユーザーはほとんどいない。最もクリック率が高かったページの一つについて、OpenAIのファイルは次のように示している。

  • 総リンクインプレッション数:610,775
  • 総クリック数:4,238
  • 全体のCTR(クリック率):0.69%
  • 個別ページでの最高CTR:1.68%
  • その他のページ:0.01%、0.1%、0%


ChatGPTの指標

リークされたファイルは、ChatGPTがリンクを表示するすべての場所と、ユーザーがそれらとどのようにやり取りしているかを詳細に示している。追跡項目は以下の通り。

  • 日付範囲(日付区分、レポート月、最小/最大レポート日)
  • パブリッシャーとURLの詳細(パブリッシャー名、ベースURL、ホスト、URLランク)
  • 以下の領域に関するインプレッション数とクリック数
    レスポンス
    サイドバー
    引用
    検索結果
    要約
    高速ナビゲーション
  • 表示領域ごとのCTR計算
  • 全表示領域における総インプレッション数と総クリック数



リンクが表示される場所

興味深いことに、最も目立つプレイスメントほどクリック数は少ない。このドキュメントでは、ゾーンごとのパフォーマンスを分析している。

  • メインレスポンス:インプレッション数は多いが、CTRは非常に低い
  • サイドバーと引用:インプレッション数は少ないが、CTRは高め(6〜10%)
  • 検索結果:ほとんどインプレッションなし、クリック数はゼロ


なぜ重要なのか

ChatGPTで表示されることが、失われたGoogleのオーガニック検索トラフィックの代わりになると期待しているだろうか?このデータはそれを否定している。AIによるトラフィックは増加しているものの、依然として全体のごく一部に過ぎず、従来のオーガニック検索トラフィックのように機能する可能性は低い。


データについて

このデータは、Draft & Goal(AIによる業務自動化・コンテンツ制作支援に特化したカナダ企業)のCTO兼共同創業者であるVincent Terrasi氏がLinkedIn共有したものである。同社は、「コンテンツ制作を拡大するためのマルチステップワークフローの提供」をアピールしている。


※当記事は米国メディア「MarTech」の11/18公開の記事を翻訳・補足したものです。