インスタントECサービスの「STORES.jp」は、ネットショッピングをより快適にするために、ショップページの表示速度改善を実施した。
改善内容については大きく分けて2つある。
1つ目は表示箇所に応じた画像サイズの最適化である。テンプレートやデバイスに応じた適切な画像サイズに自動で変更することで、テンプレートや画像の点数によって異なるが、ページ全体の読み込みサイズを最大で約55%削減した。
2つ目は画像の遅延読み込みの実施である。スクロールに合わせて画像を読み込むことにより、ネットショップにアクセスした際に読み込まれる画像数を削減し、表示にかかる時間を短縮することに成功した。
STORES.jpのネットショップへのアクセスは87%がスマートフォンデバイスからである。その為、スマートフォンユーザーがストレスなくネットショッピングを楽しめることが購入者の購買意欲を維持に繋がると考え、今回の表示速度改善実施に至ったとのこと。
また、今後画像のフォーマットをWebPに切り替えることを予定しており、これにより、さらに表示速度が改善される見込みだ。速度改善はスマートフォンユーザーにとってとても有益であり、スムーズなネットショップの利用が出来ることで、購入率も今後変動していくかもしれない。