インターネットリサーチを手掛ける株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチが「フリマアプリ」についての調査を実施した。事前調査で「フリマアプリを利用したことがある」と回答した方を対象に、利用したフリマアプリについてインターネット調査をおこない、中でも利用者数が比較的多かった「メルカリ」と「ヤフオク!」についての評価を比較した結果を紹介した。

利用状況は、「出品も購入もする」人がメルカリは79.5％で、ヤフオク!は71.0％となり、メルカリのほうがやや割合は高いが、どちらも7割を超えた。

ここからは、「出品も購入もしたことがある」という186名ずつの回答で、満足度の比較の結果である。それぞれ満足度を10点満点の評価で比較している。

出品のしやすさの満足度は、メルカリ（平均7.554点）のほうが、ヤフオク!（平均6.962点）より高い結果となった。

出品者側の取引のしやすさの満足度は、メルカリ（平均7.376点）のほうが、ヤフオク!（平均6.941点）より高い結果となった。

買い手の質の満足度は、ヤフオク!（平均6.946点）のほうが、メルカリ（平均6.726点）より高い結果となった。

商品のみつけやすさの満足度は、メルカリ（平均7.129点）のほうが、ヤフオク!（平均7.048点）より高い結果となった。

購入者側の取引のしやすさの満足度は、メルカリ（平均7.328点）のほうが、ヤフオク!（平均7.156点）より高い結果となった。

売り手の質の満足度は、ヤフオク!（平均7.027点）のほうが、メルカリ（平均6.941点）より高い結果となった。

最後に、総合的な満足度は、メルカリ（平均7.263点）のほうが、ヤフオク!（平均7.124点）より高い結果となった。

メルカリ利用者とヤフオク!利用者のそれぞれの総合的な満足度の評価は以下の通りである。

今回の調査で、出品のしやすさ、出品者側の取引のしやすさ、商品のみつけやすさ、購入者側の取引のしやすさの満足度で、メルカリがヤフオク!を上回り、買い手の質、売り手の質の満足度で、ヤフオク!がメルカリを上回る結果となった。その結果、総合的に、メルカリのほうが満足度が若干高いことが明らかになった。