イケア・ジャパン株式会社は拡張現実(AR)アプリケーション「IKEA Place」の配信を2017年10月16日より開始する。
自宅やオフィス、学校など、あらゆる場所でイケアの家具をバーチャルで設置することができ、アプリ内で試した結果を保存することで画像、動画として友人とシェアすることが可能だ。また、近くのイケアストアのウェブサイトに直接接続できる為、そのまま商品を購入できる。
イケアは今回のサービス開始に合わせて、評価の高い商品を含む2,000点以上のイケア商品をアプリに用意。初回リリースの商品では、ソファ、アームチェア、フットツール、コーヒーテーブルのすべての商品と、トップセラーの収納ソリューション(床に置いて使用できるもの)等、リビングルームの大型家具に焦点を絞っている。
なお、IKEA PlaceはAppleが提供する、iPhoneのカメラだけで周りの空間を把握してARを実現する、AR開発プラットフォームARKit技術を基盤としている。
9月に米国で既にリリースされているIKEA Placeがついに日本でも使用できるようになった。自宅で採寸して、店舗に行って、自宅を思い出しながら家具が自宅に合うかどうか想像して、が普通であったショッピングの流れから一変、画面越しに家具が設置された様子を確認しながらショッピングをすることができる。ユーザーはいままでより間違いのない商品選びをすることができるようになり、IKEA側も返品のリスクを減らすことができるようになった。
<参考>
【米国】IKEA、家具のARプレビューアプリ「IKEA Place」をリリース