ラクスル株式会社は、オンライン経由での印刷発注の際の印刷データチェック・変換作業を完全に自動化するエンジンを開発、そのエンジンを活用したスピードチェック入稿サービスを2017年8月30日より開始した。
スピードチェック入稿では、データチェックにかかる時間が大幅に削減されるうえ、印刷データで起こりやすい問題を特定、自動修正する機能が搭載されている。
約15時間かかていたデータチェックが最短20秒に短縮
従来、すべてのデータチェックをラクスルのカスタマーサポートが行っていた為、データチェックの待ち時間に5~15時間ほどかかっていた。スピードチェック入稿サービスを利用することで、WEBブラウザ上でデータの入稿からチェック、変換までをユーザー自身で行うことができるため、データチェック時間は最短20秒と大幅に短縮される。支払い済みの場合はデータの確定と同時に予定出荷日が確定、その場で確認ができる。
なお、現在対応する商品はチラシ(A3~A7、B4~B8)、名刺(通常、欧米、小型)で、PDFのみに対応している。今後は、10月までにポスター、ポストカード、カード(加工オプションなし)、2018年1月頃には、折りパンフレット、折加工オプションのあるチラシ・名刺・カードと、サービス対象商品を順次拡大していく予定だ。
スピードチェック入稿で、印刷データのチェックや、細かい修正・補正が自動でされることで大幅な時間短縮が実現した。今までよりも早くデータを確定することができるため、印刷を急ぐユーザーにとって最適なサービスだといえる。