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越境EC取引の調査で、2024年第3四半期の売上成長率が最も高かったジャンルは、メンズ アパレル&バッグ ブランド小物

越境EC取引の調査で、2024年第3四半期の売上成長率が最も高かったジャンルは、メンズ アパレル&バッグ ブランド小物

越境EC
2024/12/02

世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay」への出店を通じ、日本セラーの越境ECを支援するイーベイ・ジャパン株式会社は、2024年の7-9月において日本のセラーから出品されたアイテムの販売動向を発表した。

 

 

調査結果

 

2024年第3四半期(7-9月)にeBayにおける日本からの「越境EC」取引に関するデータの前年同期売上対比ランキング「取引額TOP10」を見ていくと、前回の同年4~6月同様、レディース アパレル&バッグ ブランド小物、時計・パーツ&アクセサリーの順だった。一方で、アニメアート&キャラクターグッズにおいては、前回3位のカメラレンズ&フィルターを追い越す結果となっていた。

 

 

2024年第3四半期(7-9月)の売上成長率TOP3をみていくと1位は「メンズ アパレル&バッグ ブランド小物」で、バッグ、アパレル、シューズ3カテゴリー全てで急激な成長をしていた。ブランド別では、1位がOnitsuka Tiger、6位にAsics、8位にMizuno、トップ20にユニクロ、Porter、デニムのiron heartと、国内ブランドが並んでいた。

2位は「自動車パーツ」で、車パーツでは2桁の成長をしており、特にエンジンパーツの成長が著しくToyota車種に適合可能なAISINのウォーターポンプが大きく寄与していた。また、車パーツの人気が高まっている理由として、古いモデルのメーカー純正部品を手頃な価格で安心して購入できる先が日本となっていることに加え、自分の車にパーツが合うか手軽に確認できるツール「myFiitment」が普及したことが要因と考えられる。一方、バイクパーツも3桁伸長しており、ホンダのゴールドウィングとワルキューレのモデルに互換性のあるパーツの影響が大きいようだった。

3位は「デジタルカメラ」で昨年同期比で2桁成長していた。この成長の背景として、世界的な旅行客増加が要因で、撮影の難易度が低く携帯性の高いカメラへの需要が高まったことが影響している。さらに、SNSの普及に伴う、瞬時にデジタルデータを共有できる容易さへの需要の高まりから、コンパクトデジカメが人気なようだ。

 

 

eBay Inc.について

 

eBayInc.は、1995年に米国カリフォルニア州サンノゼで創業され、eBayは価値ある商品やユニークな商品が見つかる世界最大級のマーケットプレイスとしての地位を築いている。また、革新的な技術は190以上の国と地域で数百万人のセラー(売り手)とバイヤー(買い手)をつなぎ、成長と成功のチャンスを提供している。