コミュニケーションシステム「WEBCAS」とエンゲージメントソリューション「WOW engage」を提供する株式会社WOW WORLDは、生活者を対象に「企業に求める情報発信方法」に関するインターネットリサーチを実施し1,125人から得た、企業が発信するメールマガジンに求める情報や購読理由、解約理由等をレポートにまとめ、公開した。
調査結果
「企業(サービス・ブランドを含む)のメールマガジンに登録するきっかけ(複数回答可)」について尋ねたところ、回答が多かったのは「会員登録するタイミング」で49%、次いで「商品を購入したタイミングで」の47%だった。このことから、会員登録時や商品購入時に、メールマガジンの配信許可を取っている企業が多いことが推察される。また3つ目に多かったのが「割引クーポンがもらえるから」の40%となっており、企業からの魅力的なキャンペーンやプロモーションを求めてメールマガジンに登録する人も多くいることが分かった。
「あなたがプライベートでメールマガジンを受信する理由はなんですか(複数回答可)」という質問に対して、76%と圧倒的に多くの人が「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」と回答し、「新商品」や「生活に役立つ情報」は3~4割程度だった。
「あなたがメールマガジンを読みたくなるポイントはなんですか」と質問したところ、最も多かった回答は「件名(タイトル)や内容が興味深い」で64%、次に多かったのは「メルマガの冒頭に興味のある情報が掲載されている」で33%という結果だった。このことから、メールの件名や内容を各読者の興味やニーズに合わせることで、開封率を向上できると考えられる。
一方、「あなたはプライベートで購読しているメールマガジンを解約(またはフィルター等で設定して読まない)したことがありますか」という質問に対し、半数以上の63%が「はい」を選択していた。
さらに上記の質問で「はい」を選択した人に対し、「あなたがメールマガジンを解約する(またはフィルター等で設定して読まない)理由はなんですか」と尋ねたところ、65%の人が「内容が面白くない」、僅差で「配信頻度が多い」の64%が続いた。このため、企業側は利用者のニーズにあった情報を適度な頻度で配信する必要がありそうだ。