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海外消費者が日本の商品・ブランドに関心を持ったきっかけは、SNSが70%、口コミが36%

海外消費者が日本の商品・ブランドに関心を持ったきっかけは、SNSが70%、口コミが36%

越境EC
2024/07/24

EC物流代行サービス「ウルロジ」、他ダイレクトメールの発送代行サービス、インターネット事業等を展開しているディーエムソリューションズ株式会社は、越境EC支援サービス強化の一環として、日本からの越境EC進出国として上がりやすいアメリカ・中国・台湾・イギリス・シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシアの8ヵ国に対し、日本製品の需要に関する実態調査を実施した。

 

 

調査結果

 

「日本の商品やブランドをECで購入しようとした際に、販売されておらずがっかりした経験はありますか?(単一回答)」と質問したところ、「よくある」が27.5%、「ときどきある」が49.1%と約8割の海外消費者が日本の商品やブランドが売られておらず「がっかり」した経験があり、高い需要に対して供給が追いついていないことが明白となった。

 

 

「日本の商品やブランドにいつ頃から関心を持ち始めましたか?(単一回答)」と尋ねたところ、「~半年前」が9.2%、「半年~1年前」が13.7%、「1年~3年前」が23.0%と約2人に1人の海外消費者がコロナショック後から興味を持ち始めたことが分かった。この結果から、巣ごもり需要によるネットフリックスやYouTubeが認知拡大に貢献している可能性があるといえる。

 

 

「日本の商品やブランドに関心を持ったきっかけ(複数回答)」の問いに対し、もっとも多かったのが「ソーシャルメディア」で70.3%、続いて「友人や家族の口コミ」が36.0%、「テレビやラジオの広告」が34.8%という結果だった。認知のきっかけとしてはSNSが圧倒的で、需要と供給のバランスが崩れている越境ECのマーケティング手法としてはSNSマーケティングが有効打になりえるだろう。

 

 

「日本のカルチャーで関心のあるものを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、1位「アニメ・マンガ」が60.5%、2位「食文化」が57.1%、3位「自然・観光地」が44.3%となっており、寿司やラーメンなどの食文化を抜いて、アニメ・マンガが人気カルチャーのTOPだった。また、円安によるインバウンド需要やクールジャパンといった国を挙げてのPRといった後押しもあり、今後も越境ECのグッズ展開として、フィギュアやアクリルスタンドなどの人気が高まっていくことが予想される。

 

 

EC物流・発送代行サービス「ウルロジ」の概要

 

ウルロジ」は、ディーエムソリューションズ株式会社が提供するECビジネスに特化した物流・発送代行サービス。越境対応のECサイト制作や進出先国でのテストマーケティング、現地のマーケティング実行支援など、利用者の声に応じて随時サービス拡張を行い、EC事業者が抱える越境ECについての不安や疑問点、課題を払拭し、貢献できるよう努めていくとのこと。