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ベトナムでの越境EC、ハードルを感じるのは、物流66%、言語51%、決済48%、認知46%

ベトナムでの越境EC、ハードルを感じるのは、物流66%、言語51%、決済48%、認知46%

越境EC
2024/05/29

東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社は、越境ECをすでに実施しているかつ、ベトナム市場での越境EC事業を実施している・今後検討している経営者・役員104名を対象に、ベトナムでの越境ECに関する意識調査を実施した。




調査結果

 

「Q1.あなたが、ベトナムでの越境ECを検討している/した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「日本製品に対する信頼度が高いから」が54.8%と最も多く、次いで「EC利用率が高いから」が52.9%、「持続的な経済成長が見込めるから」が44.2%、「人口が増加しているから」が44.2%という結果だった。ECを利用する人が多いという理由に加え、日本製品の価値が高いことから、ベトナムでECをスタートさせようと考えているようだ。

 

 

「Q3.あなたは、ベトナムで越境ECを行う上で、ハードルを感じていますか。」と質問したところ、「ハードルを感じていたのは77.0%(「非常に感じている」31.8%と、「やや感じている」45.2%の合算)と多くの人が壁を感じているようだった。さらに、Q3で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に対し、「Q4.あなたは、ベトナムでの越境ECのどこにハードルを感じていますか。(複数回答)」と質問したところ、「物流インフラの整備」が66.2%と圧倒的に多く、「現地の言語対応」が51.2%、「現金の代引き決済への対応」が47.5%となった。一方で、「関税」や「ベトナムの法規制」、「人不足」については、ハードルに感じている人は少数だった。

 

 

「Q8.あなたは、ベトナムでどのような商品を中心に売りたいと考えていますか。(複数回答)」と尋ねたところ、「生活雑貨」が38.5%、「衣料品」が32.7%、「食品(生鮮品を除く)」が29.8%と、生活必需品よりも、「生活雑貨」の方が売りたいと考えている人が多かった。

 

 

まとめ

 

今回の調査では、ベトナム市場での越境ECに対する企業の関心と課題が明らかとなった。また、越境ECは、新たな市場参入の一環として注目されており、ベトナムの経済成長とEC市場の発展が大きな魅力となる一方で、物流インフラや言語対応などの課題も存在している。そこで、現地に精通したサポートを利用することで、こうした課題を克服し、ベトナム市場への効果的な参入が期待できるのではないだろうか。

 

 

ショッピージャパン株式会社の概要

 

ショッピージャパンは東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームで、企業のデジタル化とオンラインプレゼンスの強化、デジタルサービスへのアクセス、現地社会の活性化等を支援することで、多方面と繋がるデジタルエコシステムを実現している。また今回、ベトナムにおける日本商品への高い需要に伴い、6番目の越境販売市場としてベトナムへの越境販売を開始した。多くの事業者が越境ECについて抱える不安に対し、ショッピージャパンは日本語のサポート体制、配送サポート、現地の商習慣の勉強会など、セラー向けのサポート体制を提供していく。